がんサバイバーにあはき師が「オンコロモーション」を!

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投稿日:2025.06.06

学術・教育あはき

大鍼師会、今年度より人材養成の講座始める

 「がんサバイバー」に特化した運動機能の回復を支援する「オンコロモーション」に取り組む動きが鍼灸業界で出てきている。

 大阪府鍼灸マッサージ師会(廣野敏明会長、大鍼師会)が、今年度より研修事業として「オンコロモーション認定指導員養成講座」を開き、日頃の臨床で遭遇することの少なくない癌患者の術後ケアやQOL向上のサポートができる施術者を育成し、癌治療後のがんサバイバーの社会復帰に寄与しようとしている。

 オンコロモーションとは、オンコロジー(腫瘍学)とモーション(動作)を組み合わせた造語で、公益財団法人大阪対がん協会が提唱した考えだ。癌の治療を受けた患者は、筋力の低下や手術による関節可動域の制限など、身体機能の低下を起こすケースが多く、これらに対し、運動を推奨するとともに、「癌にひるまず、いつもと同じ生活を送るために前向きに取り組むよう背中を押していく」との思いで名付けられた。

 大鍼師会が今回の養成講座をスタートさせるきっかけとして、数年前に大阪対がん協会から打診を受けたという。背景には、

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