『医療は国民のために』407 あはきオン請は課題山積みで導入拒否の選択肢もアリ!?

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 3月下旬に開催された「あはき療養費検討専門委員会」では、既に先行して進めている柔整のオンライン請求(オン請)議論の進捗が報告され、初めてあはき療養費の会議の場にオン請の話題が上った。(参考記事:あはき療養費のオン請、国の会議で「初めて議題に」)

 あはきと柔整それぞれの療養費は、受領委任の取扱い上で特段の相違がないことから、柔整での検討内容を踏まえながら、あはき療養費も導入に向けて議論を進めていくことと思われる。

 とはいえ、私が気になるのは、あはき療養費に特化した仕組みに関する対応をどうするかだ。特に、「同意書の添付」がそれに当たる。あはき療養費の「医師の同意」は傷病名、発病年月日、診察日、症状、施術部位などの必須項目が多岐にわたり、請求提出時の添付も求められる。過去には口頭同意を認め、再同意に係る申請には同意書の添付を省略していたが、適正化の下でこれを認めず、再同意申請に関しても同意書の交付が義務化されている。つまり

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オンライン請求あはき療養費・保険連載

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