口腔から全身へ深刻化するフレイル、口腔ケアと運動で予防する

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投稿日:2025.05.16

学術・教育あはき

 福島県鍼灸師会の春期学術講習会が4月20日に福島県郡山市の会場とオンラインのハイブリッドで開催された。口腔フレイル、全身のフレイル、認知症など、それぞれの予防と対策をテーマに意見が交わされた。

「食べる力」は健康長寿につながる

 前半の講演では、原純一氏(はら歯科口腔外科・嚥下曾根田駅前院長)が登壇。オーラルフレイルと身体的フレイルの関係などについて解説した。

原 純一氏

 「よくむせる」「食べこぼしが増えた」といった日常の些細な変化は、将来の健康リスクの前兆とし、咀嚼や発音、飲み込む力といった口腔機能の衰えであるオーラルフレイルを経て、やがて嚥下障害や低栄養、筋力低下、身体的フレイルへとつながり、さらには転倒や認知症にまで深刻化しうると警告した。「しっかり噛んで、しっかり食べることが最も身近な予防策。歯を失った高齢者は、3年以内に認知症を発症するリスクが

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