『鍼灸師・柔整師のための痛み学―UPDATE』3 痛みの検査―疾患の判定に有効な3つの指標

  • TOP
  • 『鍼灸師・柔整師のための痛み学―UPDATE』3 痛みの検査―疾患の判定に有効な3つの指標

投稿日:2025.05.12

連載あはき柔道整復

 痛みの診察では原因となる組織がある程度絞り込めたら、最終的にどのような疾患か判定するための検査を行っていきます。

 まずは、絞り込まれた組織でどのような疾患が存在するのかを推測し、必要に応じて追加の問診や検査を実施します。ただ、疾患を判定するための問診や検査は、それぞれ症状や部位ごとに多く存在しており、その重みも異なります。そのため、知っている検査をいくつか行っても、その結果がバラバラになることも少なくありません。より正確な結果を導くには、疾患を判定するために確率の高い検査を行う必要があり、そこで役に立つのが、感度・特異度・尤度比という3つの指標です。

 感度とは「疾患の判定に有効な指標」とされ、

こちらは有料記事です。デジタル版に登録すると続きをお読みいただけます。

連載あはき柔道整復

この記事をシェアする

広告 ×

読売巨人軍のチームドクターから、整形外科医と柔整師の連携について学ぶチャンス! 質疑応答ベースのパネルディスカッションで日頃の疑問を解消しよう! ドクターに直接質問できるこの機会をお見逃しなく!

全柔協の関東・甲信越支部勉強会2025OPEN