今日の一冊 外来種は悪じゃない―ミドリガメのための弁明

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投稿日:2025.01.24

今日の一冊

伊地知英信 著
草思社 1980円

 ブラックバスやアライグマなど、在来種を脅かす外来種の話題はよく耳にする。池の水を抜き、そこに暮らす生き物を外来・在来に分けて駆除するテレビ番組も活況だ。彼らは日々在来種の生存を脅かし、日本固有の自然を破壊しているという。本書はそうした外来種が本当に「悪者」なのかと疑問を投げかける。外来種が日本に来た経緯や歴史を振り返りつつ、動物の権利保護やランドスケープ・エコロジーといった新たな自然観を提唱する。

 具体例で詳説しつつ、イラストや図説も満載で、読者を丁寧にリードしてくれる。

今日の一冊

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