今日の一冊 アリの巣をめぐる冒険―昆虫分類学の果てなき世界

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投稿日:2024.12.24

今日の一冊

丸山宗利 著
幻冬舎新書 1144円

 「好蟻性昆虫」という言葉を聞いたことがあるだろうか? アリと生活を共にする昆虫の総称で、アリと支え合うもの、一方的に利益を享受するものなど、実に数千に及ぶという。

 本書はそうした昆虫に魅せられた著者が、研究者としての半生をまとめたもので、その生態や研究の様子などを精細な写真付きで解説する。彼らは進化の結果、今の姿をしているのだが、あまりの先鋭化に驚くほかない。

 また、フィールドワークや収集の様子も細かに描写されており、新種発見の瞬間を追体験した時、きっと声が漏れるだろう。

今日の一冊

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