第19回日本鍼灸師会全国大会 未来に伝えたい技術、福岡から発信

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投稿日:2024.11.14

学術・教育あはき

国民の認知度向上、期待に応えるには

 公益社団法人日本鍼灸師会の第19回全国大会が10月26日、27日に福岡市内で『原点回帰―未来に伝えたい鍼灸の技術(わざ)』をテーマに開催された。

 会長の中村聡氏は最近の鍼灸や東洋医学の情勢について、NHK番組『あしたが変わるトリセツショー』や講談社ブルーバックス『東洋医学はなぜ効くのか』など、一般向けのコンテンツが世に多く出始めたことで、興味を持ってくれる国民が増えつつあると語った。認知されるということは期待されていることでもあるとし、その期待に応えてなければならないと会場へ呼びかけた。

 今大会は実技供覧が多く盛り込まれ、1日目は伝統鍼灸、2日目は現代鍼灸がそれぞれ行われた。

中村聡会長

技術・経営・キャリア、伝統鍼灸の大家が回答

 今大会では実技供覧と『伝統鍼灸について語る』と題したシンポジウムがセットで行われた。橋本巌氏(経絡治療学会理事)、竹下有氏(北辰会学術副部長)、藤原典往氏(積聚会役員)がそれぞれの技術を披露した後にシンポジストとしても登壇し、座長の仲嶋隆史氏(福岡県鍼灸マッサージ師会副会長)、馬場道啓氏(福岡県鍼灸マッサージ師会学術部長)や会場からの質問に答えた。

橋本巌氏による実技供覧の様子

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