日本中医鍼灸研究会設立記念大会 中医鍼灸も医療の一翼

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投稿日:2024.10.19

学術・教育あはき

技術と生活の向上を目指して

 2024年春に発足した日本中医鍼灸研究会が9月15日に設立記念大会を東京都品川区で開催した。同会は中医基礎理論を土台に鍼灸学のみならず、漢方や養生も含めた中医学の発展と、より良い治療効果の探求を目指して立ち上げられた。

理・術の両輪で、納得できる鍼灸術

 会長講演で賀偉(ガ・イ)氏は『鍼が効く本質を見つけ出す』と題して、中医鍼灸とは何か、中医鍼灸との向き合い方を説いた。

 賀氏は鍼灸治療で、どうすれば早く治せるか、少ない施術回数で再発を防げるかを常々考えているといい、自身の経験から『認症立証論治論針』という言葉を作ったと語った。この言葉は、中医学の礎ともいえる「弁証論治」よりもさらに具体的な考え方だといい、

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