連載『先人に学ぶ柔道整復』四十一 真之神道流柔術(後編)東洋医学の考えも引き継ぐ柔術技法

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投稿日:2024.07.25

柔道整復連載

 天神真楊流柔術の源流の一つである「真之神道流柔術」について、今回はその医学要素、中でも「陰陽」と「当身」の観点からみてみたいと思います。

 同流の要点は、心と体の動きを一致させ、陰陽を自在にすることにあります。『真之神道流上檀巻』では、冒頭に「兵道兵術ニ及ビ、敵ニ因リ転化変動スルハ常ナリ」とあります。

 また、同流の伝書である『柔術秘学抄』においても「万物に変化たがひの心に有なり」とあります。そして、これは「陰陽」の考え方に基づいていると書かれています。戦では敵や戦況に合わせて応変自在に動くことが重要視されました。このように「陰陽」の考え方は楊心流柔術に続き、真之神道流柔術でも柔術技法に取り入れられました。

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