連載『不妊鍼灸は一日にして成らず』72 生殖鍼灸の夜は明けて

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投稿日:2024.04.10

あはき連載

 2015年に福島県郡山市で開催された第64回全日本鍼灸学会ふくしま大会では、それまで一般口演発表どまりであった生殖鍼灸が、「シンポジウムなら」という条件付きで特別演題で企画されました。このシンポジウムには当時日本IVF学会理事長であった森本義晴先生を招き私も登壇しました。500名収容の会場に立ち見が出るほど盛況で、学術の場での生殖鍼灸の夜明けであったと思います。

 その後、私は生殖関連の4つの学会から、計10回の招待を受け、鍼灸近赤外線併用療法の発表を行いました。基礎研究に基づいた施術プロトコル、115人分で合計3,000個の受精卵という大きな分母からなる公正な検証で有効性を証明し、このレベルの臨床研究は国内で唯一無二と評価されました。講演の招待を受けるのも、医師らが聞くに値すると認めるからこそだと思っています。

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