あマ指師課程新設をめぐる裁判・東京控訴審 いきなり結審、判決12月8日に
2020.10.09
投稿日:2024.03.25
三和書籍より『東洋医学古典 全訳・銅人腧穴鍼灸図経』が出版されている。著者は中国医学翻訳家で鍼灸師の淺野周氏(北京堂鍼灸)。A5判、304頁、4,620円(税込)。
北宋時代の医官、王惟一による鍼灸医学書を翻訳したもの。同書は『鍼灸資生経』や鍼灸の学校の教科書『東洋医学臨床論』にも引用されている。それなのに訓注しか出版されておらず「どう書かれているだろう?」と感じた学生が確認できるようにと制作に踏み切り、原文も併記した。
本書は経絡や経穴の位置をはじめ、主治と灸の壮数、鍼の刺入深度や置鍼時間、注意事項なども具体的に解説している。あとがきにて、中国語の教科書では定番の逸話だという「愚行移山」を紹介。多数の貴重な鍼灸医学書があるのに、膨大すぎるゆえに翻訳に取り組む人が少ない現状を伝え「後進の若い人が翻訳する際の参考になることを祈る」とメッセージを贈る。
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