連載『食養生の物語』113 『貧乏さんま』

  • TOP
  • 連載『食養生の物語』113 『貧乏さんま』

投稿日:2022.10.25

未分類連載

 食欲の秋を代表する食材の一つ、サンマは9月から11月に旬を迎えます。
 「貧乏秋刀魚に福鰯(びんぼうさんまにふくいわし)」という諺があります。サンマは寒流に乗ってやってくるので、豊漁ということは冷夏で、お米や農産物が不作になります。
 これに対し、5月から9月が旬の鰯が豊漁だと暖流に勢いがあるため、夏は暑く実り豊かな秋がやってくるといわれています。

 ここ数年はサンマの不漁が続き、価格が上昇し続けています。需要と漁獲量の問題だけでなく、海水温の変化がサンマの生息数に影響しているのではと考える説もあるようです。

 また、サンマは寿命が1年から2年と短いうえに、神経質でパニックを起こしやすく、ぶつかり合って鱗が剥がれてしまうなど養殖も難しいようです。

 とはいえ、サンマにとっては思わぬ評価のされ方で貧乏くじを引かされたといえそうですね。

こちらは有料記事です。デジタル版に登録すると続きをお読みいただけます。

未分類連載

この記事をシェアする

広告 ×

【入会金0円 シンプルな料金体系】 全国4,000名の柔道整復師に選ばれる日本最大の団体! 40年の歴史を誇る厚労省認可団体全国柔整鍼灸協同組合は、整骨院の経営全体を徹底サポート!

全国柔整鍼灸協同組合OPEN