今日の一冊 人類と病 国際政治から見る感染症と健康格差

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投稿日:2021.04.09

今日の一冊

人類と病 国際政治から見る感染症と健康格差
詫摩佳代 著
中公新書 902円

 人類の歴史は「病」との闘いでもある。そして、ペストやコレラの被害を教訓として天然痘を根絶しポリオを抑え込めたのは、20世紀の医療の進歩と国際協力によるものだ。しかしマラリアはなお蔓延し、エイズ、エボラ出血熱、新型コロナウイルスなど、新たな感染症が次々と襲いかかる。他方、現代社会では喫煙や糖分の摂取過多による生活習慣病も課題で医療をめぐる格差も深刻だ。『グローバル・ヘルス・ガバナンスと国際政治』を研究テーマに掲げる著者が国際社会の苦闘をたどり、いかに病と闘うべきかを論じる。

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