着衣の上から熱を浸透させる『ネパール棒灸講座』開催

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投稿日:2026.02.27

あはき学術・教育

 2月11日に江島杉山神社(東京都墨田区)にて『ネパール棒灸講座』が開催された。主催は灸法臨床研究会。村山恵子氏(けいこアロマ鍼灸治療室)が、ネパールで医療活動や灸の普及に取り組んできた畑美奈栄氏考案によるネパール棒灸の使い方や、同氏の活動について話した。

申し込みは満員御礼。本堂は熱心な参加者でいっぱいに

申し込みは満員御礼。本堂は熱心な参加者でいっぱいに

 ネパール棒灸は、現地で自生するヨモギで作ったもぐさを、日本の紙幣にも使われるネパール産のロクタ紙でギッチリと硬く巻いたもの。灸づくりは、灸の普及に加え、生活支援の一環にもなっているという。なお畑氏においては、ネパールにおいて灸の普及や東洋医学専門学校の設立などに尽力し、鍼灸師向けのヘルスキャンプツアーを長年企画してきた。 村山氏は鍼灸学校在学中にこの活動に強く感銘を受けたと話す。

 ネパール棒灸を使う際は、燃焼速度を調節しながら、最後まで使い切れるようホルダーにセットする。大きなメリットは、衣服の上からの施術ができる点。下腹部や仙骨部、デリケートな顔面部や頭部にも使いやすい。

村山恵子氏

村山恵子氏

8角形のホルダーに灸をセットしたもの。特別注文で、灸にピッタリのサイズで転がりにくく、持ちやすい形状になるよう改良を重ねている

8角形のホルダーに灸をセットしたもの。特別注文で、灸にピッタリのサイズで転がりにくく、持ちやすい形状になるよう改良を重ねている

 村山氏は、背部、腹部、顔面部と実技も披露した。

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