『鍼灸師・柔整師のための痛み学―UPDATE』12 なぜ症状が固定化するのか① 痛みが固定化する理由

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 痛みが長期間継続すると前頭前野の機能低下や扁桃体の過活動が生じるために、痛覚受容機構に変調が生じ、正常な内因性鎮痛機構の働きが阻害される。その結果、脊髄の過敏化を生じることで痛みが増強したり、内因性鎮痛機構を賦活する鍼灸治療の鎮痛効果に大きな影響を及ぼすことで慢性化・難治化したりすることを紹介してきた。

 加えて、痛覚変調が生じた場合の治療法として、①前頭前野の機能低下には認知行動療法や頭皮鍼通電などの治療法を、②扁桃体の過活動には耳介刺激などの治療法を、③脊髄の過敏化には前頭前野や扁桃体の調整する治療法を、さらに内臓症状がある場合は各内臓症状へのアプローチを追加することである程度痛みのコントロールが可能なことを紹介した。

 ただ、これらの変化は

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あはき学術・教育柔道整復連載

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