『ちょっと、おじゃまします』 育児をがんばる保護者にお灸教室を通し「自分の事も大切にして」と発信

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投稿日:2025.09.09

インタビューあはき

 大阪市の子育て支援施設で保護者のためのお灸教室『お灸できるDAY』を定期的に開催している大住真喜紅先生。出産・育児をきっかけに鍼灸師の仕事を一旦は離れましたが、お灸を教えることで子育て中の保護者を支える新たな鍼灸師の道を見出し活躍しています。

大住真喜紅先生

大住真喜紅先生

 東洋医学に興味を持ち鍼灸師になった大住先生。卒後はペインクリニックや鍼灸院で勤務していましたが、出産を機に治療家としての仕事から離れることになりました。マタニティビクスやママヨガなどの産後教室に参加したり、地域の児童館で子育て仲間と集まったりと、居場所を見つけ支え合って育児を行ううちに、講座の主催や子育て支援サークルのイベントの手伝いをするように。2016年には大阪市の子育て支援施設「中津つどいの広場ぐぅぐぅ」のスタッフとして働き始めました。

 子育て支援を通した活動にやりがいを感じていたころコロナ禍で施設は開館できなくなってしまいます。その時期は、インスタ発信など試行錯誤し支援を続けていたそう。ようやく規制が緩和され、制限をしながら対面で話せるようになると、相談できる人がなく一人で育児をしている親たちの孤独がありありと伝わってきたといいます。

 そんな時「鍼灸師の私にできることがあるんじゃない?」という思いが浮かんできたと大住先生。偶然にも「全国地域すこやかお灸協会」のインスタ投稿が目に留まり、迷わず参加を申し込みました。お灸教室の開き方を教えるセミナーに参加すると、「私にもできることがある」と自信が湧いたと話します。さっそく広場の代表に「お灸教室」の開催を相談すると快諾してくれたそう。

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インタビューあはき

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