「脳腸相関を踏まえた鍼灸治療とは」京都府鍼灸師会の生涯研修会

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投稿日:2025.07.17

あはき学術・教育

 公益社団法人京都府鍼灸師会(熊野利明会長)の『令和7年度第1回生涯研修会』が6月29日、京都市内の同会会館とオンライン配信のハイブリッドで開催された。岡田岬氏(宝塚医療大学保健医療学部講師)と伊佐治景悠氏(SR鍼灸グループ総院長)が、それぞれ脳腸相関と男性不妊について解説した。

「機能性ディスペプシア」など脳腸相関疾への対応を解説

 岡田氏は、『脳腸相関と鍼灸』と題して、腸と脳の密接なつながりに注目し、鍼灸治療の役割と可能性を解説した。最初に、腸は「第二の脳」と呼ばれていると紹介し、その理由として、腸は脳から独立して活動していること、腸が産生するホルモンや神経伝達物質が脳に影響を及ぼしていることを挙げた。この脳と腸が双方向に影響し合う「脳腸相関」は、臨床でもしばしば意識すべき視点であると強調した。

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