2025年上半期の「療術業」倒産、過去20年間で最多更新
2025.07.09
投稿日:2025.07.11
病鍼連携連絡協議会(長谷川尚哉世話人代表)が5月31日、出張特別講座『鍼灸マッサージが繋げる地域包括ケアとACP―地域と人を活かす起点としての役割を考える』を名古屋市内で開催した。
テーマのACPとは「アドバンス・ケア・プランニング」の略で、将来的に意思決定能力が低下した場合に備え、「必要に応じて信頼関係のある医療・ケアチーム等の支援を受けながら、本人が現在の健康状態や今後の生き方、さらには今後受けたい医療・ケアについて考え(将来の心づもりをして)、家族等と話し合う」プロセスのことをいう。
講師には、ケアマネジャー業務を行うかたわら、ACPエバンジェリストとして国立長寿医療研究センターや医師会と協働でACPの普及啓発に取り組む大河内章三氏(クリエイティブケア研究会代表)が登壇し、在宅医療・介護分野を中心に実践が進むACPを概説した。
ACPエバンジェリストとして普及啓発に取り組む大河内氏が講師を務めた
まず、ACPを国が推進する背景として、地域包括ケアが導入されたのがターニングポイントだと挙げた。従来の医療において患者対応などは
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