鍼灸メーカー中心の新団体「OMFES」発足、企業側から鍼灸発展を目指す

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投稿日:2025.06.11

速報あはき

「他団体と連携」「独自の展示会業務」「国へ提言」などに取り組む

 鍼灸材料の製造企業を中心に、新たな団体として今春発足した「東洋医学未来推進協会」(OMFES・オムフェス)が5月30日、名古屋市内で設立総会を行った。

OMFES役員が集合し記念撮影。左から、前田豊吉商店の中田啓太郎氏、カナケンの丸山哲司氏、日進医療器の上島一晃氏、押谷氏、小倉氏、松尾氏、チュウオーの今里秀俊氏

 

 OMFESは、「鍼灸業界の課題解決を目指すこと」を目的に、業界内外の団体との連携や付設展示の運営、行政・業界に向けた提言などに取り組んでいくとして、4月1日に発足。会長には押谷小助氏(株式会社山正会長)が就任したほか、副会長に小倉洋介氏(セイリン株式会社副社長)と松尾知美氏(株式会社いっしん代表取締役)が就き、17社の会員企業と賛助会員1社(下図に一覧)で旗揚げされた。

 総会冒頭のあいさつで押谷氏は、日本の人口が減少することが今後見込まれ、このままでは鍼灸産業の市場も2、3割程度減少してしまうと懸念を示すとともに、「現在、鍼灸の受療率が5%前後と言われる中で、業団、学会、教育機関、そしてメーカー・販売会社が連携して動かなくては、この厳しい状況を脱することができず、また

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