あはき療養費のオン請、国の会議で「初めて議題に」

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投稿日:2025.05.02

オンライン請求あはき

往療、視覚障害、同意書など「あはき特有の事情」に応じた仕組み構築を

 3月31日に『第34回あはき療養費検討専門委員会』が開かれ、厚労省が主導する会議において初めて、あはき療養費のオンライン請求(オン請)に関する議題が取り上げられた。

 あはきのオン請は、令和5年6月16日の閣議決定で将来的に導入する方向で議論を開始することが示されており、また議論するに当たっては先行して着手している柔整のオン請の進捗状況を参考にすることとなっている。

 今回の会議の中では、同日に公表された柔整のオン請の「中間とりまとめ」が冒頭に紹介され、厚労省が「この内容を踏まえ、あはき療養費で導入するために必要となる視点や留意すべき事項などの意見を出してほしい」と議論を促した。

 あはき側の委員からは、柔整とは異なる「あはき療養費特有の事情」に言及した発言がいくつか聞かれた。

 日本鍼灸師会の中村聡氏は、申請全体に占める「往療」の割合が高いという特性を挙げ、

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