『第2回天地人治療会学術大会』 東・西医療の現場から「氣の医学」実践を報告

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投稿日:2025.05.21

学術・教育あはき

 4月20日に天地人治療会の第2回学術大会が日本鍼灸理療専門学校(東京都渋谷区)で開催され、鍼灸師や医師など72名が足を運んだ。テーマは『現代に活かす氣の医学』。

会場の様子

会場の様子

リハビリにおける天地人の運用

 会頭講演では理学療法士の中徹氏(筑波学園アール医療専門職大学学長)がリハビリテーションの手技療法における天地人の運用について語った。天地人という三才思想とは、天と地は人から独立し、天は人に動(陽)を、地は人に静(陰)を与え、人の中で両エネルギーのバランスをとり健康を保つ。万物は上から、天・人・地と横割りで三分割、陰陽は縦割りのスペクトラムでとらえられると解説した。

 リハビリテーションにおいては、天地人は環境設定に、陰陽は治療の方針を考える際に、意識していると話した。さらに、陰陽は西洋医学では理解されにくいが、現場では高熱(陽)が契機となり難病(陰)が快方に向かうなど、西洋医学的には説明のつかない症例が陰陽の概念と合致することはしばしばあると報告した。

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