全盲の美術作家で鍼灸師の光島貴之氏が『〈感覚の点P〉展』に参加

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投稿日:2025.02.04

イベント情報あはき

 2月15日から、全盲の美術作家であり鍼灸師の光島貴之氏と、美術作家の今村遼佑氏の展覧会『感覚をめぐるリサーチ・プロジェクト〈感覚の点P〉展』が開催される。会場は東京都渋谷公園通りギャラリー(東京都渋谷区)にて、入場料は無料。

『感覚をめぐるリサーチ・プロジェクト〈感覚の点P〉展』

 展示会のみどころは、「さわれる展示」。光島氏のレリーフ状の作品『さやかに色点字 ― 中原中也の詩集より』は、金属や樹脂が木片に様々に配置され、触れることで光島氏の感覚世界を旅することができる。今村氏のインスタレーション作品『プリぺアド・トイピアノ』は鍵盤と同じ32個のしかけが3部屋に渡り設置され、音を鳴らすと作動するという大作。

光島貴之氏『さやかに色点字 ― 中原中也の詩集より』

今村遼佑氏『プリぺアド・トイピアノ』

 これらの作品は、2022年ごろより始めたリサーチや対話を形に表したもの。2人の地元でもある京都にある石庭を訪れたり、バリアフリースポーツのスルーネットピンポンを体験したりと多彩なリサーチを行い、刺激を受けて感じた変化や心の動きを共有するなど対話を重ねた。リサーチの様子も同展覧会でみることができる。

京都の石庭をリサーチ

バリアフリースポーツのスルーネットピンポンを体験

 10歳のころ視力を失い、肌や音に触れるのは目で見ることに近いという光島氏。鍼灸師となり、聞き、触る感性はさらに研ぎ澄まされた。同時に視覚を伴わない美術表現の模索を続け、美術館に多数の作品を出展している。

 タイトルの「感覚の点P」は、数学の問題で用いられる「任意の点P」になぞらえ、「わたし」あるいは「誰かの」感覚のありかを示す。他者の感性を通し、多様な世界を楽しむことができる展示会に足を運んでみてはいかが。

『今村遼佑×光島貴之 感覚をめぐるリサーチ・プロジェクト〈感覚の点P〉展』

会場:東京都渋谷公園通りギャラリー 展示室1・2、交流スペース

主催:公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都現代美術館 東京都渋谷公園通りギャラリー

 

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