Q&A『上田がお答えいたします』無資格者の広告規制は永遠に取り締まれない?
2024.12.15
投稿日:2024.12.13
予防鍼灸研究会の第19回定例会が11月24日(日)にオンラインで『鍼灸臨床に活かす認知行動療法』をテーマに開催された。会長の金井友佑氏は認知行動療法(Cognitive Behavior Therapy :CBT)は患者に寄り添って心身の治療を行う鍼灸師にとって親和性があり、患者のさらなるQOLの向上に貢献できるとして、気づきや学びを持ち帰ってほしいと呼びかけた。
脇英彰氏(帝京平成大学ヒューマンケア学部鍼灸学科講師)は『鍼灸師による低強度認知行動療法の導入とその重要性』と題して、低強度CBTの方法や鍼灸師との親和性について解説した。
CBTとは、ストレスや困難な状況で固まった考えや行動を柔軟にしたり、楽に過ごせるように変容させたりすることを目的とした心理療法のことで、脇氏は「低強度CBT」について、「自分でもできるCBT」と説明し、軽度のうつ、不安、不眠などを抱える患者の相談に乗り、支援を行うものとした。CBTを行う際の前提として、患者に対する傾聴・共感・受容があり、患者の悩みに寄り添うことを意識して欲しいと語った。
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