令和6年度第2回東京都委託施術者講習会 がん終末期の人に鍼灸師ができることとは

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投稿日:2024.08.09

あはき

 6月16日に公益社団法人東京都はり・きゅう・あん摩マッサージ指圧師会が令和6年度第2回東京都委託施術者講習会『鍼灸マッサージ師は緩和ケア病棟で何が出来るか―がん終末期の人とひととの関わりから』を東京都千代田区の会議室とWEBで開催した。

協調して患者を診るチームの一員になるには

 才村雅志氏は千葉県南房総市にある花の谷クリニックの緩和ケア病棟で、鍼灸師としてがん終末期の人と向き合っている経験をもとに講演を行った。同院は入院にて緩和医療とし、余命が限られたがん終末期の患者をみている。

才村雅志氏

 平成23年に才村氏は同院で初めての鍼灸師として勤務した。当初は医師と知識や感覚が共有できないことが多くジレンマに陥った時期もあったと振り返った。ある時、「理解できなくてもお互いの仕事を尊重しよう」と思い、ケアチームの中でできることを考えだしたのが転機となった。

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あはき

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