江戸時代から続くほうろく灸で暑気封じ

  • TOP
  • 江戸時代から続くほうろく灸で暑気封じ

投稿日:2024.07.10

あはき
浅草酉の寺・長國寺、いきいきあじさい祭

 6月15日、16日に東京都台東区にある長國寺で開催された『第21回いきいきあじさい祭』では、ほうろく灸祈祷会が行われ合計で約300名が参加した。

 ほうろくとは盆の送り火・迎え火の麻がらを焚く素焼きの皿であるが、長國寺のほうろく灸では経文を書いた和紙を頭にのせ、上からほうろくをかぶり百会のあたりにもぐさをすえる。参加者は祈祷が行われる10~15分の間、ほうろくを頭にのせ、灸のぬくもりをじっくり味わった。

 ほうろくを下ろすと、はりつめた空気が和らぎ「体が温まって汗がでてきた」「支える手が疲れてしまった」「去年より熱くなかった」などの声とともに笑顔がこぼれた。

何年も訪れている常連も多い

ほうろくと経文を書いた和紙

こちらは有料記事です。デジタル版に登録すると続きをお読みいただけます。

あはき

この記事をシェアする

広告 ×

第一部:整形外科医から、連携が必要な具体的な疾患・症状別に、施術者側が予め踏まえておくポイント等を聞くチャンス! 第二部:カルテ、返戻、紹介状、施術情報提供書の書き方を詳しくお伝えします!

全柔協の近畿支部会2026.1OPEN