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2024.11.19
投稿日:2024.06.25
宮嵜潤二(筋・骨格画像研究会)
肩こりは日常的に経験する症状であり、その診断には主観的な評価や筋硬度計が用いられてきた。近年、超音波画像を用いた肩こりの評価がなされているが、その有用性や限界についての知見は限られている。そこで文献検索を行い、肩こりに対する超音波画像による評価に関するレビューを行った。
方法は、PubMedを用いて検索式(”ultrasonography” OR “ultrasound” OR echo)AND “shoulder stiffness” AND diagnos*を用い19文献が抽出された。その中から、超音波画像評価と他の指標との関連性について検討された5つの文献を選択し、検討を行った。
せん断波を用いた超音波エラストグラフィー(Shear wave elastography; SWE)と筋硬度計による首・肩の硬さの評価を比較した研究では、両者の間に有意な関連がなく、主観的な硬さの評価とも一致しない。筋硬度計は深部筋の硬さの評価には適していない可能性があり、SWEがより正確な評価を提供する可能性が示されている(Akagi and Kusama, 2015)。
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