連載『織田聡の日本型統合医療“考”』222 東洋医学は科学と芸術の狭間にある?

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投稿日:2023.11.10

あはき柔道整復連載

 11月に入り、うたた寝すると風邪を引きそうな肌寒さを感じる季節となりました。食と芸術の秋です。この時期になると何か新しいことを始めたくなるのは私だけでしょうか。

 先日、世界的に高名な画家とご一緒する機会がありました。不意にお会いできることとなり、自分は絵を描くことは嫌いではないながら、絵画や芸術についてそれほど明るくないので、戸惑ってしまいました。

 ただ実際お会いするととても気さくな方で、統合医療や漢方、鍼灸についてもとても興味を持っておられびっくりしました。精神科の話からユングの話題になり、形而上的な話、暗黙知の話、禅の話、達観や諦観(私の好きな言葉!)の話、そして、なんと私の師であるアンドリュー・ワイル博士のこともご存知で、とても楽しい時間を過ごすことができました。この先生はそれに留まらず、自然科学についても詳しく、私が事業として取り組んでいる超伝導加速器の話から「コライダー」という単語が出てくるあたり、非常に驚きました。

 やはり、一流の芸術家は、一流の科学者でもあるのですね。まるでレオナルド・ダ・ヴィンチのようだと思いました。

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あはき柔道整復連載

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