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2024.11.19
投稿日:2022.10.25
本書はあらゆる生物にとって最も重要な臓器である心臓について、医学・生物学・歴史学・哲学・宗教学といった様々な側面から迫る。
中でも興味深いのは心臓と心あるいは魂の関係性について。古今東西、心や魂は心臓にあると信じられてきた。科学の発展により、その在り方は紆余曲折を経るが、現在でも「胸が痛い(heartache)」などの表現にその名残りが色濃く見えるのも面白い。
このほか、種の違いによる循環系の同異点など、心臓とそれにかかわる学問の進化・進歩について具体例を挙げて解説する。
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