連載『鍼灸師・柔整師のためのIT活用講座』8 XaaS(Anything as a Service)モデル

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投稿日:2021.10.10

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 「XaaS(Anything as a Service、ザース)」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。情報システムの構築や運用に必要な様々な資源(ソフトウェアやハードウェア)を、インターネットなどを通じて提供・利用するサービスの総称です。「X」の部分には様々な用語が当てはめられ、たとえば「Mobility as a Service」なら「MaaS(マース)」と称されます。バスや電車、タクシーからライドシェア、シェアサイクルといった交通機関を、ITを用いてシームレスに結びつけて、人々が効率よく、かつ便利に使えるようにするシステムのことです。このように、ザースとはオンサイトのローカルソフトウェアではなく、クラウドコンピューティングを駆使して様々なものをつなげ、サービスを提供したり、顧客を獲得するものです。また、得られたデータを解析して、他領域のデータと結合できれば、今まで別々に行われていたサービスを一つにまとめ、新しいビジネスを創造でき、以前取り上げたデジタルトランスフォーメーション(DX)、人々の生活をより良い方向へと変革させることにもつながっていくのです。

 さて、鍼灸業界でも、インターネット経由の電子カルテが販売されるようになってきていますね。

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