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2024.11.19
投稿日:2021.06.25
安政五年、江戸パンデミック。 江戸っ子流コロナ撃退法
立川談慶 著
エムオン・エンタテインメント 1,540円
安政五年(1858年)、100万都市といわれる江戸でコレラのパンデミックが発生。累計26万人が命を落とした。窓がなく人口の密集した長屋の「三密」、沖に隔離されて夏の季語にまでされたという「コレラ船」など、その様相には現在のコロナ禍との共通点も多いという。ところが江戸っ子たちは、2~3日でコロリと死ぬから「コロリ」とユーモアたっぷりに言い換え、恐怖や不安と向き合いつつ、清潔などの西洋医学的概念を取り入れる契機としていった――。噺家が軽妙に語る、歴史に学ぶパンデミック撃退法。
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