日本内経医学会の新年発表会 宮川会長「現在の東洋医学は偏っている」

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投稿日:2021.02.25

あはき学術・教育
生活習慣や呼吸法、内経以前の養生書に

 日本内経医学会の新年発表会が1月10日、オンラインで開催された。20年間会長を務めた宮川浩也氏が今年度で退任となり、退任記念講演として登壇した。宮川氏は「長く会長を務め過ぎても良いことはないと考え、20年の節目で退任を申し出て、ご快諾を頂けました」と挨拶した。

 講演テーマは『病気の成り立ち―養生書と医書』。最古の中医学書である『黄帝内経』にさかのぼること200年あまり、戦国時代末期に記され前漢初期に被葬された養生書『引書』を紹介。同葬された『脈書』が十二経脈の祖型と目される『陰陽十一脈灸経』とほぼ同じ内容であることからも、黄帝内経、さらには現在の中医学につながる継続性があるとして、それらを比較した。

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