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あはき

今年の鍼灸師国家試験を振り返る

投稿日:2024年3月25日

芦野 純夫
元厚生労働教官 (財団国試評価委員)/横浜医療専門学校 学術顧問

 あはき国家試験も平成5年以降、東洋療法研修試験財団の実施となって早32回。かつては機関委任業務で国が知事に代行させてきたが、医療関係では初となる民間委託になったことで、東洋療法学校協会と盲学校等の日本理療科教員連盟(理教連)は、共同で新しい国家試験の対策に当たることになった。この当時、私も理教連で国試対策部長を務め、後に試験財団の評価委員として試験問題の是非を検討するなど、国家試験の育成・発展に努めてきたところであった。

 そんな立場から、まずあマ指試験を通観した感想として、全体的には平易だったが冒頭の医療概論が意外に迷わせる問題が並んでおり、当日のネット速報による自己採点でも医療概論が難しかったという回答結果が突出していた。一方の鍼灸ではどうかと思ったら、同様に医療概論が難しかったということだった。

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