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あはき 新刊案内

晶文社から新刊 背中は語っている―〈からだのことば〉をときほぐす東洋医学

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 株式会社晶文社から新刊『背中は語っている―〈からだのことば〉をときほぐす東洋医学』が発刊された。著者は鍼灸師で小説家の松波太郎氏(さいたまのハリとお灸豊泉堂)。四六判、234頁、1,870円(税込)。

 治療院でのワンシーンを切り取ったようなストーリー仕立てで、背中の“ことば”に目をむける大切さを語りかける。舞台の治療院には「痛い!」「毛が生えちゃってる」「黒ずみがある」など、様々な背中をもつ患者さんが訪れ、イラストとともに背中の特徴、東洋医学的解説、治療方法などを紹介。セルフケアも充実し、患者さんに話すようにツボの探し方や押し方を教える。

 「口よりも、もっともっと大切な“ことば”があります」「言葉は口からしかないでしょ?」と、こんな具合に日常の鷹揚なやりとりや内面のつぶやきを聞かせてくれる主人公で著者の松波先生。読後はすっかりファンになってしまっているかも。

こちらは有料記事です。デジタル版に登録すると続きをお読みいただけます。

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