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あはき 連載

連載『不妊鍼灸は一日にして成らず』70 強い院づくりとは

投稿日:2024年2月9日

 前号に続き経営についてのお話です。20年前、高校時代の親友が突然私のところに訪ねてきて「今日からお前のところの経理は俺が見るから」と、強引に当院の顧問会計士になりました。彼は銀行、国税局勤務を経て、公認会計士になっていました。彼には「大学も専門学校も出て、人より多くのお金がお前に投資されているのだから、サラリーマン以上の収入がなければ意味がない」という耳の痛いお小言を頂戴しました。

 確かに私の出身大学からは、卒業時に三分の一が一部上場企業に就職し、一部は公務員になるなど、卒業生の約半分は生涯賃金が約2億円で、しかも老後には厚生年金という強い味方がつきます。「それに比べて俺は……」と現実を突きつけられたのです。当時、どん底鍼灸師だった私は、途方に暮れました。

 それが現在、ホームページは必要最小限の内容にしてSNS集患やクチコミ集めはナシ。治療費は一人平均5,700円で、年間通院者8,000人以上(予約枠がほぼ満杯)を継続。これはまれではないかと思います。多くの患者さんに「来てよかった」と思ってもらえていないと、この数の達成は不可能です。

こちらは有料記事です。デジタル版に登録すると続きをお読みいただけます。

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