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あはき

第67回信州大学医学部学術講習会 超高齢社会とロコモを考える

投稿日:2024年1月25日

 長野県針灸師会主催の『第67回信州大学医学部学術講習会』が、昨年12月3日に同大学構内の会場とオンラインのハイブリッドで開催された。テーマは、『ロコモティブシンドロームの治療・予防』。

ロコモの現状、長野県小布施町で調査

髙橋 淳氏

 髙橋淳氏(信州大学医学部運動機能学教室教授)は2014年から2017年にかけて実施した長野県小布施町でのロコモ予防に関する運動器検診事業『おぶせスタディ』について、その内容と結果を報告した。同町人口の高齢者割合は2040年に45%を超すと予想されており、健康寿命の延伸を目指して事業を実施したと背景を語った。同事業では50歳以上の小布施町民415人が参加した。

 ロコモアンケート、立ち上がり動作テスト、2ステップテストなどを実施し、町民のロコモ状況を健常、ロコモ度1(機能低下開始)、ロコモ度2(機能低下進行)、ロコモ度3(社会参加に支障)に分類した。結果、ロコモ有病率(ロコモ度1以上)は50歳代で男性36.7%、女性70.8%、60歳代で男性58.5%、女性62.3%、70歳代で男性90.9%、女性91.1%、80歳代で男性100%、女性97.9%となった。

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