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連載『不妊鍼灸は一日にして成らず』52 卵巣の個人差

投稿日:2022年8月10日

 ある日、泌尿器科医の患者さんから「私も体外受精をしているのですよ。ただし、おサルさんですが」と、いやがうえにも興味をそそられることを言われました。生殖医療は実は、ヒトよりも先に動物で進みました。特に畜産領域では、個体の生殖サイクルを早めることで、収益が大きくなります。例えば、雌牛は生まれて約15カ月で生殖可能になります。妊娠期間は約280日で、一頭の雌牛が産む個体数は一生のうちに約7〜10頭です。出産後早ければ半年で次の妊娠が可能になりますが、これでも他の畜産動物に比べると遅い方なので、効率よく妊娠させなければ、生産性は向上しません。これが畜産において生殖の研究が進んだ最大の理由です。

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