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連載

連載『あはき師・絵本作家 かしはらたまみ やわらか東洋医学』45 素問・七『陰陽別論』

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王様:
 「いつも気になっているのだが、岐伯はなぜ首と手を触るのだ?」

岐伯:
 「これは、脈(みゃく)を診ております。首に人迎の脈、手に脈口の脈があります」

 岐伯の診察を受けている最中、王様が聞くと、岐伯は王様の手を持って、首と手の脈に当てさせました。かすかに、だんだん、はっきりとトン、トン、トン、トン、と打つのが分かりました。

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