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連載『汗とウンコとオシッコと…』203 減るものと増えるもの

投稿日:2021年7月9日

 6月の夏至を過ぎても朝晩は涼しい気候だ。日中はむっとするし、夏のように夕立が多く、しかも局所的に大粒の雨をもたらしている。これから本格的に梅雨に突入しようというのになんだかうすら涼しく、発汗阻害されてしまうことで、秋のような頸部や肩周囲の痛みも比較的多く見られている。
 ましてやコロナ禍で人が動かないが故に、ストレスで食べて熱のこもる、大青竜湯が効くのではないか、と思えるような陽明の熱が絡む痛みが非常に多い。

 年の頃は40代前半、比較的がっしりとした、テニスをしている上田さんという女性が腰痛で来院していた。全国レベルではないが、なんでも小さい大会ではよく優勝しているとかで、仕事と家事をこなす元気な2児の母だ。試合中に腰を痛めたらしく、一度は治療して緩解したものの、1週間たって再び来院したというのがこれまでの経緯である。
「あれ? まだ腰痛治っとらんのかいな? おかしいな……」

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