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連載『医療再考』17 治療費は誰が払うのか?―療養費から健康ポイント

投稿日:2020年7月10日

 医療財政が逼迫する一方、社会保障費は有限です。税金を納める生産人口の割合が減っており、大幅な収入増は見込めません。支出を抑えていくしかないのが実情です。

 医療費の使い道は、投薬から手術費用、さらには我々が利用している療養費など多種多様ですが、もし優先順位をつけるのなら、命に関わる部分とは遠い部分の費用から順番に削るしかありません。人命に関わる疾患とそうでない疾患に優劣があるわけではないのですが、医療の性質上、生死に関わる部分に医療費は手厚く、それ以外の部分は手薄になります。そうなると療養費にはいずれ制限がかかると考えざるを得ません。そこで、我々の選択肢は二つ。一つは今の療養費を守るべく業界を通じて国に働きかけること。もう一つは『新しい療養費』の仕組みを考えることです。今回は後者について考えてみます。

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