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連載

連載『柔道整復と超音波画像観察装置』210 超音波画像による迷走神経の描出について

投稿日:2022年9月26日

今回の執筆者:宮嵜 潤二(筋・骨格画像研究会)

 迷走神経は最大の脳神経で、舌咽神経、副神経とともに頭蓋底の両側の頸静脈孔から出た後、内頸静脈と総頸動脈の間、頸動脈鞘内を走行する。そして胸部と腹部の内臓器官を神経支配するとともに、喉頭と咽頭を含む頸部の構造物に感覚・運動神経を供給し、生理機能の制御に関与する多数の感覚・運動軸索が備わっている (Berthoud and Neuhuber, 2000)。近年、40代男性に対する鍼灸治療による迷走神経損傷及び出血からの高度の迷走神経性徐脈を引き起こして死亡した症例が報告されている (Watanabe et al., 2015)。

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