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連載『柔道整復と超音波画像観察装置』207 レントゲンでは見えない腓骨下端部(外果)前距腓靭帯付着部裂離骨折

投稿日:2022年6月24日

今回の執筆者:小野 博道(筋・骨格画像研究会)

 小学6年生(11歳) 女子の症例。部位は左足関節・腓骨下端部(外果)で、2週間前、走っていて足を内反に捻り受傷したという。近医に受診しレントゲン検査にて「靭帯を痛めています」という診断で簡易の固定バンドを処方されたが、痛みが取れないため当院を受診された。

 外果下前方部に腫脹(+)、現局性圧痛(+)、内反ストレステストにて疼痛(+)、前方引き出しテストにて疼痛(+)。ストレステストは明らかな動揺性は認められなかった。

 外果部の圧痛が前距腓靭帯ではなく腓骨側付着部の骨上に見られたため、「前距腓靭帯付着部裂離骨折」を疑い超音波観察装置にて前距腓靭帯に対し長軸にプローブを当て観察した【画像①、②】。

【画像①】患側(左)、健側(右)(画像は全てクリックで拡大)

【画像①】患側(左)、健側(右)(画像は全てクリックで拡大)

【画像②】シェーマ

【画像②】シェーマ

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