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『医療は国民のために』333 令和4年度療養費料金改定に関して 早期の議論を求める(その2)

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 前回、診療報酬(医科・薬価等)の料金改定の行方に絡めて、柔整・あはき療養費の料金改定議論の問題点などを指摘した。療養費の次回改定の時期となるだろう令和4年6月が迫ってきている中、これまでと同様の慣習に従い、「医科の改定率の半分ルール」を頼りに「なあなあ」な改定議論を重ねていって、本当に斯界はそれでよいのだろうかと感じるところだ。

 たしかに、昔は議論する場自体がなかったことから、何の改定議論も行わずに決めてきたのも致し方ないことであろう。しかし、2012年以降は、民主党政権の中で柔整・あはき療養費の適正な運用・あり方を議論する場として、社会保障審議会傘下の医療保険部会に「柔道整復」「あん摩マッサージ指圧、はり・きゅう」の両療養費検討専門委員会が置かれ、医科本体が中央社会保険医療協議会(中医協)で診療行為等の価格について議論するのと同様に、これら専門委員会の場で料金改定議論を十分に行える環境は整っているのである。ところが、既に専門委員会が設けられてから10年近くになるが、相変わらず、

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