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日鍼会 第16回全国大会in東京 開業権は鍼灸師の既得権か?

投稿日:2021年11月10日

無資格者との線引き課題

 公益社団法人日本鍼灸師会(日鍼会)の第16回全国大会が10月24日、25日、東京及びオンラインのハイブリッド形式で開催された。テーマは「変わる社会、変わらぬ鍼灸―いまできることをかんがえる」。また、併せて日鍼会70周年記念の式典も行われ、堀内詔子ワクチン担当相兼五輪相(当時)、伊吹文明氏、高市早苗氏ら政界からの祝電も寄せられた。

 シンポジウム『我々の既得権の現状』では、日鍼会副会長の南治成氏が、鍼灸師は自分たちの持つ権利としてしばしば「開業権」を挙げるものの、それは本来国民誰もが持つ権利であり、施術所ですら鍼灸師を雇えば開業できると指摘。「時代と共にビジネスモデルも変化し、一生勤務鍼灸師として働く者も珍しくない中、開業権を押し出して何になるのか」と厳しい声を挙げた。とはいえ、医療に組み込まれる中で、自身の裁量で施術できる権利を担保していくことは日鍼会の重要課題と認識しているとして、特に20代・30代の鍼灸師には身近な問題だと呼びかけた。

 

▲シンポジウム『我々の既得権の現状』の様子。左から順に、座長の藤井伸康氏、南治成氏、古賀慶之助氏、息才博氏

 福岡県鍼灸マッサージ師会会長の古賀慶之助氏は無資格者との線引きに

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