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整骨院に薬店併設で現状打開/株式会社メディケーション

 柔整師でありながら、かぜ薬・鎮痛剤などの一般用医薬品を販売できる医薬品登録販売者として、整骨院に薬店併設事業を展開する株式会社メディケーションの代表取締役・齋藤聖賢氏。併設によりそれぞれの資格の利点を活用でき、整骨院のイメージチェンジも可能だという。事業説明会を積極的に開く齋藤代表に話を聞いた。

医薬品登録販売資格を活用

――なぜ薬店併設事業を。

 近年の柔整の状況を見ると、本業だけで食べていけるような仕組みになっていないんです。だから不正に手を染めたり、〇〇矯正などの根拠に乏しい自費メニューに頼ったりしてしまう。もちろん、自費を全て否定しているわけではないですが、まずは「本業」を守りつつ安定した収益を得るためにはどうするか。そこでたどりついたのが「薬店併設」だったのです。
 柔整師は医師と違って薬を処方することはできませんが、登録販売者であれば「提案、販売」はできます。患者さんのアフターケアやセルフケアを薬でできるのです。そのきっかけは整骨院ではなく薬店、というケースも少なくありません。人は痛みや愁訴があってもなかなか病院に行こうとしませんが、薬店であれば、「入り口」として入りやすいでしょう。そして、薬店で痛みなどのお悩みを聞き、施術の適応であればお勧めしています。

――患者さんのケアを、ワンストップでできるということですね。

 その通りです。地域住民の健康を1カ所でまかなえるというわけです。これも他院との差別化になります。整骨院に「骨盤矯正」といったのぼりを立てるのはダメですが、薬店に薬の効果・効能を掲げるのは何の問題もありません。

――ノウハウの提供も。

 薬店の開業手続きや薬の知識などをお教えして、初期に必要な薬や什器(陳列棚)も用意します。登録販売者は実務経験が必要ですが、その受け入れ支援のほか、薬店併設のプロデュースをさせていただきます。このほど、三重県にFC1号店がオープンしました。今後は、ドラッグストアなどの「医療を取り入れたい」企業とも組んでいきたいですね。

株式会社メディケーション代表取締役
齋藤 聖賢氏
柔整師、医薬品登録販売者。九州医療スポーツ専門学校卒業後、鍼灸整骨院・整形外科・機能訓練指導員の下積みを経て、阪神ゴルフセンター住之江店で独立開業。医薬品登録販売者を取得し整骨院を運営しながらドラッグストアで業務経験を積み、2018年株式会社メディケーションを立ち上げた。

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