鍼灸柔整新聞

連載『食養生の物語』118 『イカナゴのくぎ煮』

連載:食養生の物語
 暖かくなりイカナゴのくぎ煮を炊く香りがすると、本格的に春になったと感じます。関西の瀬戸内海沿岸地域、神戸・明石・播州地方では、3月に入って新子(しんこ)と呼ばれるイカナゴの稚魚の漁が解禁されると、各家庭で一斉に炊き始めるので町中に醤油の香りが漂います。  主に2㎝から5㎝までのものを新子と関西では

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