鍼灸柔整新聞

柔整国試漏えい、財団「再発防止委」が実態報告

 昨年秋に発覚した柔整師国家試験の問題漏えい事件で、公益財団法人柔道整復研修試験財団が設置した「再発防止委員会」が、事実の調査や原因究明、再発防止策をとりまとめ、財団に報告したことが分かった。財団が6月29日にホームページで伝えている。

 同報告では、漏えい事件の経緯や経過が詳細に示されており、三橋・黒田の両受刑者のほかにも、業界関係者の実名が記されている。漏えいによる試験結果への影響、事態の深刻さにも言及し、それを踏まえた再発防止の提言も報告されている。

 財団は、「報告書で示された再発防止策を着実に実施し、柔整師及び本試験制度の信頼回復を図っていく」としている。

 今後弊紙で詳しく取り上げる予定。

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