鍼灸柔整新聞

全日、2020年度と2021年度の「高木賞」

 全日本鍼灸学会は6月4日、会員の優秀な研究業績を讃える「高木賞」の授賞式を第71回学術大会東京大会内で行った。昨年の福岡大会がオンライン開催だったため、2020年度と2021年度を併せて表彰。

 2020年度の高木賞奨励賞を受賞したのは、向ありさ氏(東京有明医療大学大学院博士後期課程修了)らで、「企業就労者の身体的・精神的疲労感に対する鍼灸治療と円皮鍼治療の比較-ランダム化比較試験-」が受賞論文として選ばれた。

 また、2021年度の高木賞奨励賞は、田中恵氏(市立砺波総合病院 東洋医学科)らの「入院中の切迫早産妊婦に骨盤位の鍼灸治療を行った3症例」と、堀部豪氏ら(埼玉医科大学東洋医学科)の「急性期末梢性顔面神経麻痺に対する鍼治療の症例集積」が受賞した。

左から、堀部氏、若山氏、向氏、田中氏。

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