19条裁判、大阪二審も新設認めず 鍼灸柔整新聞編集部 3年前 7月9日、晴眼者のあん摩マッサージ指圧師課程の新設をめぐって、平成医療学園と国が大阪高裁で係争中の第二審判決が言い渡された。永井裕之裁判長は「控訴を棄却する」として学園側の訴えを退けた。 今回、大学での研究や教育を行う権利等も争点となったが、同判決はこれも否定し、晴眼者の養成課程を規制する「あはき法19条」は合憲であるとした大阪地裁(一審)判決を採用した。平成医療学園は上告する考えを示している。 詳細は、7月25日号発行の弊紙次号で伝える。 判決後の会見で上告の考えを示した平成医療学園の岸野雅方理事長(左)