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連載『やわらか東洋医学』73 素問・三十五『瘧論』

瘧(おこり)は現代医学でマラリアのことです。症状が突然に始まる病で、その様子はまるで虎にいきなり爪で掴み掛かられて襲われるようなので、漢字の中に虎がいます。 岐伯 「発症の始まりはまず細い毛が立ち上がります。次に生あくびが出ます。そして寒さにブルブル震えて顎がガタガタ鳴ります。腰と背中が痛くなり、
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