鍼灸柔整新聞

「整骨院」名称使用めぐり国会質疑

加藤厚労大臣「広告可能、慎重に」

参院予算委員会、加藤厚労大臣の答弁

 柔整の施術所名称における使用の可否が注目を集めている「整骨院」について、3月13日の参議院予算委員会で、加藤勝信厚労大臣が見解を示した。

 柔整団体もメンバーに含めた検討会で広告ガイドライン作成等の議論を行っていると言及し、「国民が理解しにくく、整形などと紛らわしい、接骨院に統一するべきとの意見のほか、業界からは新規開設者が整骨院と称することができないことはやむを得ないとの意見をもらい、大臣告示に整骨を追加し広告を可能とすることについては、慎重な意見が多かった」と話した。

 この日、れいわ新選組の大島九州男議員が、「広くなじみのある整骨を広告可能とする大臣告示に追加すればいいだけの話だが、なぜそれができないのか」という質問に対する回答。

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